マスト細胞☆

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マスト細胞は、大型の顆粒を細胞質に持っています。アレルゲン が細胞表面のIgE抗体に結合すると、細胞内のカルシウム濃度 が上昇して、顆粒の細胞外への放出(脱顆粒)が起こります。 これにより顆粒に含まれるヒスタミンなどのメディエーターが 遊離してアレルギー症状を引き起こします。

映像は、採取したマスト細胞をカルシウムイオノフォアで刺激 して、脱顆粒させた様子です。黒い大きな顆粒が細胞から多 数放出されるのが見えます。

顆粒放出後もマスト細胞は死なず、再び顆粒を蓄えます。マス ト細胞は造血幹細胞を起源とする血球系細胞ですが、血液中には存在せず、前駆細胞が血管内から組織に出て分化します。